点群グループ化の操作例〔手動選択〕

領域による点群選択と3次元操作により、橋脚部分をグループにする例

点群の「グループ化」で多角形やフリーハンドを利用した例をご紹介します。

「選択」・「解除」・「反転」「元に戻す」操作により、グループに含める点群のスピーディーな選択が可能です。
動画では、橋脚のうしろの点群を含めて大胆に選択し、その後、大胆に解除を行っています。
点群の整理を進めるほど、選びやすさは増し、目的の情報を明確化できます。

「フリーハンド」による選択では、始終点が必ず直線になるのをうまく利用します。
作業環境の3次元回転だけでなく、ホイールドラッグによる横スクロールも、微細な表示移動をサポートします。
樹木の間を通る電線や葉に包まれた防犯灯も、3次元表示操作でも簡単に選択できます。
点群グループは、名前によるデータ管理ができ、並び順を変えたり、フォルダによる整理ができます。
点群グループの表示ON・OFFによって、もとのデータを削除することなく目的の点群をわかりやすく表示できます。

HINTS

「点群のグループ化」は、計測点群を扱いやすいデータにするための最もKeyとなる機能です。
<グループ化の主な特長>

  • 指定点群に名前を付けられ、表示のON・OFFができる。
  • フォルダで管理できる。
  • グループごとに色分けができる(色解除もできる)。
  • グループごとに部分抽出やファイル出力ができる。
PROS

目的・成果によって必要な点群は異なるため、グループ分けと、その表示ON・OFFによって、目的にアクセスしやすい環境を整えることが重要です。