WingEarthによる点群の「グループ化」の結果、計測点群は目的に沿ったシンプルなものになります。
- 左下の「点群データビュー」で点群グループごとの表示ON・OFFを切り替えます。
- グループ分けは、目的が何かをイメージすることによって、分類名やフォルダ構成を自由に設定します。
- 平面データを作る場合には、樹木や建物の上部を1まとめにしたり、駐車車両や占有物を除去、表示をOFFにします。
- 河川や道路の左右でグループを分けたり、トンネル形状の上下で分けたりなど、グループ分けの工夫によって作業効率は各段にあがります。
点群は複数のグループに属することもできるため、”名前づけと、その点群構成”をいくつでも自由に設定できます。
動画は、フォルダによる管理機能を使い、建物の点群をフォルダごとまとめて表示ON・OFFしたり、1棟ごとにON・OFFを切り替えられる例です。
クリーニングを兼ねたグループ分けにより、道路線形を重ね、横断現況を把握し、平面作成のしやすい環境が整う過程をご紹介しています。
多くの地物やノイズをグループ分けした後、グループごとの表示ON・OFF切り替えにより、平面図編集や道路線形、横断切り出しのための環境が整う例となります。
不要な箇所は大胆に仕分けし、目的のための仕分けを最短で仕上げられます。
PROS
WingEarthで3次元図形を作図する際、「スライス面」のみにスナップするように切り替えられます。
平面投影と合わせ、3次元空間でありながら、2次元的に平面図を作成することも可能です。
これらの作図をWingneo®INFINITYのCADと連携して進められるのも、WingEarthの魅力の1つです。