点群グループ分けのメリット

WingEarthによる点群の「グループ化」の結果、計測点群は目的に沿ったシンプルなものになります。

  1. 左下の「点群データビュー」で点群グループごとの表示ON・OFFを切り替えます。
  2. グループ分けは、目的が何かをイメージすることによって、分類名やフォルダ構成を自由に設定します。
  3. 平面データを作る場合には、樹木や建物の上部を1まとめにしたり、駐車車両や占有物を除去、表示をOFFにします。
  4. 河川や道路の左右でグループを分けたり、トンネル形状の上下で分けたりなど、グループ分けの工夫によって作業効率は各段にあがります。

点群は複数のグループに属することもできるため、”名前づけと、その点群構成”をいくつでも自由に設定できます。

動画は、フォルダによる管理機能を使い、建物の点群をフォルダごとまとめて表示ON・OFFしたり、1棟ごとにON・OFFを切り替えられる例です。
クリーニングを兼ねたグループ分けにより、道路線形を重ね、横断現況を把握し、平面作成のしやすい環境が整う過程をご紹介しています。

HINTS

多くの地物やノイズをグループ分けした後、グループごとの表示ON・OFF切り替えにより、平面図編集や道路線形、横断切り出しのための環境が整う例となります。
不要な箇所は大胆に仕分けし、目的のための仕分けを最短で仕上げられます。

PROS

WingEarthで3次元図形を作図する際、「スライス面」のみにスナップするように切り替えられます。
平面投影と合わせ、3次元空間でありながら、2次元的に平面図を作成することも可能です。

これらの作図をWingneo®INFINITYのCADと連携して進められるのも、WingEarthの魅力の1つです。